アーク としや殿

「博士、やっぱり私は反対です」
「今さら何を言ってるんだね、里見くん。アレがいないと人類は滅ぶしかないんだよ?」
「それはわかってます。しかし博士、核を含めた人類の現状兵器による攻撃を全く受け付けない『怪獣』を
鉄拳で屠っていくあの『鉄の巨人』…今はたまたま人類の味方かも知れませんが、
アレがひとたび人類に牙を剥いたら…もう動かすべきではありません」
「その時はおとなしく諦めるしかないな」
「第一我々はあの巨人の事を何も知りません。構造、材質、動力、行動原理、
そのどれもが一切不明です。危険すぎます!」
「君は『ウルトラマン』を知ってるかね?」
「はい、小さい時夢中になりました」
「あの劇中の世界に生きる人はみんながウルトラマンの全てを知っていたのかね?」
「う…だ、大体巨人の出現のタイミングが良すぎます。怪獣の目覚めに呼応したとしか思えません。
ひょっとすると博士、あの巨人は人類の味方なんかではなくて、
我々は『何者かの戦い』に巻き込まれているだけなのではないでしょうか?」
「だから今さら何を言ってるんだね」
「え?」



1stステージの時に投稿した「Black Cross」を今作り直してみたらどうなるかな?
と思って組みはじめたら、似ても似つかないものが出来上がりました(笑)
共通点って言ったら頭が赤いくらいか(笑)






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